収入を増やすより「支出を固定する」方が人生ラクだった

不安を減らす暮らしをテーマに、育てている植物の写真 思考・記録

正直に言うと、
収入を増やすことに、少し疲れていた。

仕事をしていれば給料は入ってくる。
でも、それ以上に収入を増やすのは思っている以上に難しい。

資産を増やすには
「収入 − 支出」をプラスにすればいい。
理屈はシンプルだ。

だから自然と、
支出のほうに目が向くようになった。


収入を増やすことは、実はずっと不安定だった

一応サラリーマンとして働いていて、
基本給は毎月きちんともらえている。

ただ、僕は仕事がバリバリできるタイプではない。
どちらかと言えば、リアル窓際族だ。

昇給や昇進はほぼ見込めず、
目の前の仕事を淡々とこなす日々。

このまま給料が増えないとしたら、
あとは転職か、投資くらいしか選択肢がなかった。

投資は今の環境のままで始められる。
だから取り組んでいる。

でも、
絶対に増える保証はどこにもない。

上がったり下がったりする数字に、
知らず知らず振り回されている自分もいた。


支出を「固定」すると、生活が読みやすくなる

収入はある程度予測できる。
一方で、支出は意外と曖昧だった。

例えば中型バイクを1台所有しているが、

  • 2年に1回の保険
  • 定期的なメンテナンス
  • 突発的な修理費

こうした出費は、
毎月ではない分、心理的な負担が大きい。

そこで、
1年〜2年スパンで「必ず来る支出」を全部洗い出した。

すると、
「最低限これだけあれば生活できる」というラインが見えてきた。

ここが、
自分にとってのスタートラインだった。


ベランダ果樹が「支出固定」に効いた理由

そんな中で始めたのが、
ベランダで果樹を育てることだった。

果物は栄養価が高い。
でもスーパーでは、
どうしても贅沢品に感じてしまう。

毎日の食事で
「必須ではないけど、あったら嬉しい存在」
それが果物だった。

それが、
家のベランダで手に入るかもしれない。

この感覚だけで、
生活費が少し軽くなった気がした。

しかも果樹は、
1回きりではなく、何年も実をつけてくれる。

この「継続性」は、
数字以上の安心感を与えてくれた。


支出が安定すると、投資との向き合い方が変わった

支出の見通しが立つと、
投資への姿勢が変わった。

FXトレードをしていると、
レバレッジは簡単に上げられる。

でもそれは、
常に諸刃の剣を握っている状態でもある。

生活の土台が見えてきたことで、
無理に増やそうとする投資をしなくなった。

目標額が明確になると、
トレード計画も自然と現実的になる。

投資は「攻め」だが、
支出管理は「守り」。

このバランスが取れたとき、
メンタルが一気に安定した。


「ラクに生きる」ための優先順位が変わった

投資にのめり込みすぎると、
損切りができなくなる。

生活が投資一本に依存していると、
失敗=生活崩壊、になってしまうからだ。

でも、

  • 生活は回る
  • 支出は見えている
  • 他にも支えがある

そう思えるだけで、
心の余裕は大きく変わる。

これは、
人生にかけるレバレッジを下げる行為だと思っている。


支出を固定すると、人生の難易度が下がる

不安はゼロにはならない。
それでも、

  • 支出を把握する
  • 計画を立てる
  • 生活の土台を作る

これだけで、
人生のコントロール幅は大きく広がった。

コントロールできないことが多い時代だからこそ、
自分で握れる手綱は、しっかり持っておきたい。

支出を固定することは、
ラクに、長く、生きるための準備だった。

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